クレジットカードに申し込む際、勤務先への在籍確認電話が来るかどうか気になる方は多いです。職場に知られたくない、電話に出られないシフト制の仕事、といった事情から「在籍確認なしで作れるカードはないか?」と調べる人は後を絶ちません。結論から言うと、在籍確認が来ないカードは存在しますし、申し込み方法の工夫で確認を避けやすくなります。この記事では、元銀行員の視点から在籍確認の仕組みと、電話が来にくいカードの選び方を詳しく解説します。
在籍確認とは何か?なぜ行われるのか
在籍確認とは、カード会社がカード申込者の勤務先に電話をかけて「その人が本当にそこで働いているか」を確かめる手続きです。審査において申告された年収や雇用形態が正確かどうかを確認するための重要なプロセスで、カード会社がリスクを管理するために行います。
在籍確認の電話は通常、昼間の就業時間帯に勤務先の代表番号へかかってきます。「○○様はいらっしゃいますか?」という形で受付に確認するだけで、何のカードかは基本的に伝えません。しかし職場によっては「なぜ外部から確認電話が来るの?」と上司や同僚に気づかれてしまうこともあります。
在籍確認が行われる条件は審査スコアに依存します。信用情報がクリーンで年収が安定していれば省略されるケースが多く、逆に情報が不足していたり、収入の申告が審査基準をギリギリ満たすレベルの場合は確認が入りやすくなります。
在籍確認なしで作れるカードの条件
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「在籍確認なし」と明確に謳っているカードは少ないですが、実際には多くのカードが在籍確認なしで発行されています。主な条件は以下の通りです。
①信用情報に問題がない:CIC・JICCなどの信用情報機関に延滞・事故情報がなく、スコアが十分に高い場合は書面審査のみで通過することがほとんどです。
②収入・雇用形態が安定している:正社員・公務員など安定した収入があり、勤続年数も一定以上あれば在籍確認を省略されやすいです。年収300万円以上で正社員なら、多くのカードで在籍確認なしで発行されます。
③申告情報が一貫している:過去に作ったカードの情報と今回の申告内容が一致していれば、カード会社も信頼して確認を省略します。反対に転職直後で前のカードと勤め先が違う場合は確認が入りやすいです。
在籍確認なしで作りやすいカード3選
特に在籍確認が少ないと評判のカードをご紹介します。
楽天カード:日本最大級の会員数を誇る楽天カードは、ネット完結で申し込めるカードとして知られています。在籍確認の頻度が低いと多くのユーザーから報告されており、勤務先への電話を避けたい方に人気です。年会費無料で楽天市場でのポイント還元率が高く、初めてのカードとしても最適です。
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エポスカード:丸井グループが発行するエポスカードは、全国のマルイ・モディに設置されているエポスカードセンターでの即日発行が可能です。審査はスピーディーで、在籍確認なしで発行されるケースが多い。ショッピング利用者向けの優待も充実しており、使いやすいカードです。
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セブンカード・プラス:イトーヨーカドーやセブン-イレブンで使いやすいカードで、流通系のため審査が比較的柔軟とされています。在籍確認が入りにくいカードとして評判があります。
在籍確認の電話を避けるための申し込みのコツ
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在籍確認なしで通過するための申し込み時のポイントをまとめます。
正確な情報を記載する:勤務先の正式名称・部署名・電話番号を正確に記入することが大前提です。「株式会社」を「(株)」と略したり、部署名を省略したりすると、書類と一致しないと判断されて確認が入るリスクが高まります。
申し込む枚数を絞る:複数のカードに同時申し込みすると「申込みブラック」になり、各社がリスクを察知して在籍確認を強化することがあります。申し込みは1枚ずつ、間隔をあけて行いましょう。
年収は正確に申告する:多少でも収入を多く見せようと誇張すると、審査担当者に不自然さを感じさせて確認を呼び込む可能性があります。正確な収入を記載する方が結果的に通りやすくなります。
利用限度額を低めに申請する:高額の限度額を申請するほど、カード会社のリスクが高まり在籍確認が入りやすくなります。最初は低い限度額でカードを作り、実績を積んでから増額申請するのが賢い方法です。
どうしても在籍確認が来た場合の対処法
在籍確認の電話が来てしまった場合、いくつかの対処法があります。
まず、会社の代表番号に電話が来た場合、受付に「(フルネーム)に取り次いでください」とかかってきます。この時点では何のために電話が来たかは職場の人には分かりません。普通に取り次いでもらって対応するのが最も自然です。
また、カード会社によっては「書面での在籍確認」に変更できる場合があります。申し込み時や審査中に「在籍確認書類(給与明細・健康保険証など)を提出する」ことで電話を回避できるカード会社もあります。申し込み前にカスタマーサービスに問い合わせてみるのも一つの手です。
さらに、電話が来る時間帯は一般的に平日の午前10時〜午後5時頃です。シフト制や夜勤の方は申し込み後にカード会社へ「連絡できる時間帯」を伝えておくと、都合のよい時間に確認してもらいやすくなります。
まとめ
クレジットカードの在籍確認は必ずしも全員に行われるわけではなく、信用情報や収入状況が良好であれば省略されることがほとんどです。在籍確認なしで作りやすいカードとしては、楽天カードやエポスカードが特におすすめです。
申し込み時には正確な情報を記載し、複数同時申し込みを避け、限度額は低めに設定するといった工夫が効果的です。どうしても在籍確認が不安な方は、書面での確認対応が可能かどうかをカード会社に事前に問い合わせてみましょう。信用情報を健全に保ちながら申し込むことが、在籍確認を避ける最大の近道です。
審査を乗り越えるための心構え
クレジットカードの審査は、単純に「収入が多ければ通る」というものではありません。信用情報機関(CICやJICC)に蓄積されている支払い履歴、他社の借入状況、申し込みの頻度など複数の要素が総合的に評価されます。
審査に通りにくいと感じている方に多いのが、「なぜ落ちたかわからない」という状況です。この場合はまずCICに開示請求を出してみてください。自分の信用情報を確認できるので、落ちた原因のヒントが見つかることがあります。
よくある質問
Q: 審査落ちしたことはカード会社間で共有されますか?
審査落ちの事実そのものは他社に共有されませんが、申し込みの記録(照会記録)は信用情報機関に6ヶ月程度残ります。短期間に複数のカード会社に申し込むと、「多重申し込み」として評価されやすくなります。
Q: 審査に通りやすいカードはどれですか?
一般的に審査基準が緩いとされるのは楽天カードやエポスカードです。年会費永年無料で、アルバイトや主婦でも申し込みやすい設計になっています。最初の1枚として申し込み、利用実績を積んでから上位カードへのアップグレードを目指すのがスマートな方法です。
Q: 審査に通るためにできる準備はありますか?
申し込み前に確認しておきたいのが、他社の借入残高(特にカードローン・消費者金融)と、直近6ヶ月以内の申し込み件数です。借入残高が年収の3分の1に近い場合は一部返済してから申し込む方が安全です。また、職業・年収欄は正確に記入することが重要です。
審査通過後にやっておくべき信用管理
カードの審査に通った後も、信用情報の管理は継続して行うことが大切です。毎月の支払いを期日通りにこなすことで、信用スコアは少しずつ積み上がっていきます。特に最初の1〜2年は、カード会社が利用実績を詳しく見ている時期なので、無理のない利用を心がけましょう。
また、複数のカードに同時に申し込む「申込ブラック」は避けてください。一度の申し込みが否決された場合、最低でも3〜6ヶ月は間を置いてから再申請するのが基本です。焦って申し込みを繰り返すと、かえって信用情報が悪化します。まずは一枚のカードをしっかりと使い込んで、実績を作ることが最短ルートです。


