- 高校生のときに「カードを持ちたい」と思った理由
- 高校生(18歳未満)はクレジットカードを作れるか?
- 18歳・19歳(高校卒業後)なら申し込める
- 未成年でもカードを「使える」手段——家族カード
- プリペイドカードやデビットカードという選択肢
- 学生になったらすぐカードを作るべき理由
- 学生向けカードの選び方のポイント 学生カードを選ぶときに見るべきポイントは、年会費・ポイント還元率・学生特典の3つだ。年会費は無料のものが多いが、一部は条件付き無料(年1回以上使用など)なので確認しておこう。 ポイント還元率は0.5〜1.0%が標準的で、学生向けカードでも1%を超えるものがある。楽天カードは学生でも申し込みやすく還元率1%で人気が高い。JCBのカードは学生向けに特典が充実していて、映画割引やショッピング優待がある。 三井住友カード(NL)は対象のコンビニや飲食店でポイントが大幅アップするので、コンビニをよく使う学生に向いている。自分のよく行く場所でポイントが貯まりやすいカードを選ぶのが長く使うコツだ。 まとめ——未成年のうちは代替手段を活用し、18歳になったら自分のカードを
- 親への相談のコツ——家族カードをもらいやすくする伝え方
- アルバイトを始めたら審査が通りやすくなる
- ポイントを早くから貯める意味
高校生のときに「カードを持ちたい」と思った理由
高校生の頃、ネットで欲しいものを買おうとしたら「クレジットカードのみ」という決済欄に何度も弾かれた経験がある人は少なくないはずだ。音楽ダウンロード、ゲームのダウンロードコンテンツ、ライブチケット——そのどれもが「カード払い必須」で、親に頼むのも気まずい場面があった。
現代の高校生も同じような壁にぶつかることは多い。ただ、仕組みを知れば未成年でもクレジットカードを持てる方法がある。今回は、高校生・未成年がクレジットカードを持つための方法を、実際の選択肢ごとに整理してみる。
高校生(18歳未満)はクレジットカードを作れるか?
結論から言うと、18歳未満は自分単独でクレジットカードを作ることができない。クレジットカードは「信用(クレジット)」を担保に後払いする仕組みなので、法律上の契約能力と収入・信用の裏付けが必要とされている。18歳未満は民法上の未成年であり、親権者の同意なしに単独で契約することができない。
ただし「親権者の同意があれば申し込める」カード会社もあるにはある。実際にはほとんどのカード会社が「高校生不可」か「高校生を除く18歳以上」という基準を設けているため、現実的には難しいのが正直なところだ。
18歳・19歳(高校卒業後)なら申し込める
2022年の民法改正で成年年齢が20歳から18歳に引き下げられた。これにより、18歳になれば親の同意なしに自分でクレジットカードを申し込めるようになった。ただし多くのカード会社では「高校生を除く18歳以上」という条件を設けているため、高校在学中の18歳はまだ申し込めないことが多い。
高校を卒業した18歳、つまり大学1年生・専門学校1年生・社会人1年生であれば、学生・新社会人向けのクレジットカードに申し込める。学生カードはクレジットヒストリーがなくても審査が比較的通りやすい設計になっている。
未成年でもカードを「使える」手段——家族カード
自分名義のカードを持てなくても、親の家族カードを持たせてもらうという方法がある。家族カードは親のカード会員に紐づいた追加カードで、利用明細は親のもとに届く。つまり使いすぎると親にバレる仕組みだが、逆に言えば親が管理できるので安心して持たせてもらいやすい。
家族カードの年会費は無料か低額のことが多く、本カードと同じブランド・同じポイントプログラムが使える。未成年のうちにネットショッピングやサブスクなどを支払いたい場面があれば、親に相談して家族カードを作ってもらうのが現実的な解だ。
プリペイドカードやデビットカードという選択肢
クレジットカードにこだわらなければ、未成年でも使えるカード型決済手段がある。代表的なのがプリペイドカードとデビットカードだ。
プリペイドカードは事前にチャージした金額の範囲で使えるカードで、審査がなく、未成年でも持てるものが多い。Vプリカやdカードプリペイドなどが代表例だ。ネット決済にも使えるものが増えており、「カード番号が必要な決済」にも対応できる場合がある。
デビットカードは銀行口座に紐づいており、使った分がリアルタイムで口座から引き落とされる。未成年でも銀行口座を持っていれば申し込めるものがあり、JCBやVisaブランドのデビットカードなら、クレジットカードとほぼ同じ場所で使える。後払いでないので借金にならないのが安心ポイントだ。
学生になったらすぐカードを作るべき理由
高校を卒業して18歳になったら、できるだけ早く自分名義のクレジットカードを作っておくことをすすめたい。理由のひとつはクレジットヒストリー(信用履歴)の積み立てだ。
クレジットカードの審査は、その人の過去の借入・返済の記録を参照する。学生のうちに一枚カードを持って、毎月きちんと支払っていれば、数年後に車のローンやマンションの賃貸審査などで「ちゃんと払える人」という実績が使える。何もないよりは確実に有利だ。
学生カードは社会人カードに比べて限度額が低く設定されており、使いすぎを防ぐ仕組みにもなっている。初めてのカードとしてちょうどいいと思う。
学生向けカードの選び方のポイント 学生カードを選ぶときに見るべきポイントは、年会費・ポイント還元率・学生特典の3つだ。年会費は無料のものが多いが、一部は条件付き無料(年1回以上使用など)なので確認しておこう。 ポイント還元率は0.5〜1.0%が標準的で、学生向けカードでも1%を超えるものがある。楽天カードは学生でも申し込みやすく還元率1%で人気が高い。JCBのカードは学生向けに特典が充実していて、映画割引やショッピング優待がある。 三井住友カード(NL)は対象のコンビニや飲食店でポイントが大幅アップするので、コンビニをよく使う学生に向いている。自分のよく行く場所でポイントが貯まりやすいカードを選ぶのが長く使うコツだ。 まとめ——未成年のうちは代替手段を活用し、18歳になったら自分のカードを
高校生のうちは単独でのカード作成は難しいが、家族カード・プリペイドカード・デビットカードという手段で「カードを使う」体験はできる。18歳で高校を卒業したら、学生向けカードを一枚作っておくと将来の信用積み立てにつながる。お金の管理と信用の仕組みを早いうちに学ぶのは、社会に出てから必ず役に立つ。
親への相談のコツ——家族カードをもらいやすくする伝え方
家族カードを親に頼むとき、「欲しいものを買うため」という理由だとなかなかOKをもらえないこともある。「月々の通信費やサブスクを支払うために使いたい」「収支を自分で管理する練習として使いたい」という具体的な目的を伝えると、親も納得しやすい。
家族カードは親の利用明細に一緒に表示されるので、使いすぎたら親からすぐに分かる。この「見える化」がむしろ親の安心感につながる。毎月の利用額の上限を親と事前に決めておくと、トラブルになりにくい。
アルバイトを始めたら審査が通りやすくなる
18歳で高校を卒業してアルバイトを始めた場合、収入があることでカード審査が通りやすくなる。学生カードは収入がゼロでも申し込めるものがあるが、「アルバイト収入あり」と記載できると審査の印象が少し良くなる場合がある。
金額は少額でも構わない。月に数万円のアルバイト収入であれば、「支払い能力がある」という意味で記入しておくといい。嘘をつくのは絶対NGだが、正直に書いた上での審査は積極的に受けてみよう。
ポイントを早くから貯める意味
若いうちからクレジットカードでポイントを貯め始めると、数年後に旅行や大きな買い物に使えるポイントが蓄積されている。大学4年間で毎月5,000円をカードで払い続ければ、1%還元で年間600ポイント、4年間で2,400ポイントになる(金額ベースで2,400円相当)。使い方によってはもっと効率よく貯められる。
学生のうちは一枚に集中してポイントを貯めるのが正解で、カードを増やしすぎるとポイントが分散して使いにくくなる。まず一枚をきちんと使いこなしてから、必要に応じて追加するのが賢いやり方だ。
クレジットカードは使い方次第で家計の強い味方にもなるし、管理を怠ると思わぬ負担になることもある。若いうちに正しい使い方を身につけておけば、社会人になってからも困ることが少ない。まずは小さな金額で使い始めて、毎月全額払いを習慣にするところから始めよう。
社会人になったとき、すでに数年分の信用履歴がある状態でスタートできるのは大きなアドバンテージだ。高校卒業直後から計画的に動いていた人とそうでない人では、数年後のローン審査や各種契約で差が出てくることがある。早めに始めることに損はない。



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