正直に白状すると、私は2年前にエポスカードの審査に一度落ちています。当時は転職直後で勤続3か月、家賃の引き落としもクレカじゃなく口座振替にしていたので、カード会社から見ると「どこの誰だ状態」だったんだと今なら分かります。でも当時の自分はプライドだけ高くて、落ちた通知メールを見たとき「エポスなんて通らないカードないって聞いたのに」と真顔で呟きました。この記事は、その後半年かけて通った人間が、再申込までに何をやったかを正直に書いたものです。
そもそも何を見られてるのか、あらためて調べた
審査に落ちた後、気になって信用情報を開示請求しました。CICに1,000円払って郵送で取り寄せた明細には、携帯本体の分割払いが「$」マーク(問題なし)で並んでいて、一応キレイ。ただ「申込」の欄に、数ヶ月前に冷やかしで申し込んで審査に落ちたショッピングクレジットの記録もしっかり残っていました。
要するにカード会社は、年収や職業だけじゃなく「最近どれだけ申し込んでるか」「過去に支払い遅れがないか」「他社の借入はどれくらいあるか」を総合的に見ているわけです。頭では分かっていたことだけど、自分の情報として紙で見ると重みが違いました。
自分がやった対策は結局3つだけ
1. 半年間、何も申し込まなかった
これが一番しんどかったです。申込情報はCICに6か月残るので、その期間は本当にカード・ローン・分割払いに一切触れない。途中でPayPayカードの広告が出るたびに指がピクッと動きましたが、踏ん張りました。
2. 公共料金と携帯料金を、落ちたカード会社の口座で払うようにした
これは効くのか半信半疑だったんですが、同じ銀行・同じ名義で取引履歴を地味に積んでおくことは、印象を悪くはしないはず、という賭けでした。
3. 勤続半年を超えてから申し込んだ
結局これが一番効いた気がします。落ちたタイミングは勤続3か月、再申込は勤続10か月。同じ人間で、同じ年収で、同じカードで、結果は「可決」でした。
やってみてわかったこと
審査って「その人の信用スコア」というより「今このタイミングで貸しても大丈夫か」を見られてる気がします。1年前の自分と今の自分、カード会社が見ている情報はほとんど同じなのに結果が違った。変わったのは勤続月数と、直近6か月の申込履歴の少なさだけです。
似たカードと比べてどう?
| カード | 年会費 | 還元率 | 審査の感触 | 向いてる人 |
|---|---|---|---|---|
| エポスカード | 永年無料 | 0.5% | 優しめ | 初めての1枚 |
| 楽天カード | 永年無料 | 1.0% | 優しめ | 楽天ユーザー |
| イオンカード | 永年無料 | 0.5% | 優しめ | イオン系利用者 |
私ならもう一度最初から選ぶなら、やっぱりエポスです。マルイ系の優待と、海外旅行保険が自動付帯(※改定で変更あり、申込時に要確認)なのが地味に強い。楽天カードの方が還元率は上ですが、「1枚目で信用を積むためのカード」という意味ではエポスの審査のマイルドさが安心できます。
申込の流れ|ここでつまずく人が多い
再申込のとき、年収欄を正直に書きすぎて焦りました。前年の源泉徴収票を机から掘り出して、見込みじゃなく確定額を書くべきかどうかで10分悩んだ記憶があります。結論は「直近の安定した年収を記入」でOK。見栄を張って盛るのは絶対やめた方がいいです。信用情報と照合されたとき、一番心証が悪くなるポイントだと思います。
落ちた直後にやってしまった3つの失敗
ここからは、当時の私がやってしまった失敗を正直に書いておきます。同じ轍を踏む人を減らしたいので。
1つ目の失敗は、落ちてすぐ別のカード会社に申し込んだことです。エポスに落ちた翌日、「じゃあ楽天なら行けるだろう」と申し込んで、これも落ちました。申込情報は6か月残るので、短期間の連続申込は「この人お金に困ってる?」という印象を与えてしまう。いわゆる「申込ブラック」ですね。2枚連続で落ちて、そこでやっと冷静になりました。
2つ目の失敗は、ネット掲示板の「裏ワザ」を真に受けたこと。年収を少し盛るとか、勤務先を大きめに書くとか、そういう小細工は絶対にやめた方がいいです。源泉徴収票や健康保険証のコピーを提出する場面で矛盾が出たら、一発アウトです。
3つ目は、キャッシング枠を「0円」にしなかったこと。当時の私はキャッシング枠を10万円で申し込んでいたんですが、これが審査のハードルを無駄に上げていた可能性があります。最初はショッピング枠だけでいい、というのは2回目の申込で学びました。
半年間、申込欲求に耐える方法
申込をしない6か月は本当に長かったです。CMで楽天カードを見るたび、ポイントアップキャンペーンのメールが来るたび、指が動きそうになる。私はスマホのメールフィルタで「カード」「申込」「審査」を含むメールを全部フォルダ分けして、意識的に視界から消しました。
あと、友人の結婚式ラッシュが重なって現金払いで消耗した時期でもありました。今振り返ると、この時期に無理してカードを作らなくて本当に良かったと思います。結婚式のご祝儀を現金で払うのは当たり前のことで、そこでカードが必要になる場面なんて実はほとんどないんです。
信用情報の見方、知らなかったこと
CICの開示書類は、最初は記号だらけで読めませんでした。「$」は問題なし、「A」は未入金、「P」は一部入金、「R」は本人以外の入金、という読み方。自分の携帯分割払い24回分がすべて「$」で埋まっているのを見て、ちょっとホッとしたのを覚えています。
逆に怖かったのは、学生時代に作ったクレカの情報がまだ残っていたこと。すでに解約しているはずなのに、信用情報には「完済・解約」の履歴がしっかり刻まれていました。良い意味でも悪い意味でも、過去の自分の行動は消えないんだなと。
2回目の申込で気をつけたこと
半年後、同じエポスカードにもう一度申し込みました。入力フォームの1項目ずつ、指差し確認しながら埋めていきました。氏名の漢字、住所の番地、電話番号、勤務先名、年収、勤続年数。特に年収欄は、前年の源泉徴収票を見ながら「手取り」ではなく「総支給額」で記入。これ、意外と間違える人が多いポイントらしいです。
キャッシング枠は0円、ショッピング枠も最低希望の30万円で申請しました。「欲張らない」が合言葉です。申込ボタンを押す前に、もう一度全項目を見直して、送信。審査結果のメールは1時間後に届きました。可決の文字を見て、2年越しの重荷が降りた気がしました。
あの経験から学んだこと
審査に落ちたときは世界の終わりみたいな気分でしたが、結果的には勉強代として安かったと思います。信用情報の仕組み、申込ブラックの存在、自分の家計の弱さ、すべてあの1回の失敗が教えてくれました。
今は3枚のカードをストレスなく使い分けていて、信用スコアも特に問題ないはずです。でも、当時の不安と恥ずかしさは忘れていません。だからこそ、今審査で悩んでいる人には「焦らないで半年待つ」という地味な選択肢があることを知ってほしいです。
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落ちた時は本当に落ち込みました。でも結果的に、落ちたことで信用情報の仕組みを勉強できたし、家計の整理もできたので、今となっては悪くない経験だったと思います。同じように落ちて凹んでいる人に、少しでも参考になったら嬉しいです。


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