家族カードとはどんな仕組みか
クレジットカードの「家族カード」とは、メインカード(本会員)に紐づく形で、家族が使えるカードを発行する仕組みです。本会員と同じカード番号体系で発行され、利用分は本会員の口座から一括して引き落とされます。
我が家では夫がメインカードを持ち、私(妻)が家族カードを使っています。それぞれに別のカードを持つより、ポイントが一つの口座に集まるので貯まるのが早いです。家計の管理もまとめてできるため、毎月の明細確認が楽になりました。
家族カードの発行条件
家族カードを発行できる対象は、カード会社によって異なりますが、一般的には本会員の配偶者・子供・両親などの「生計を共にする家族」です。
年齢条件はカードによって異なります。18歳以上(高校生除く)が多いですが、15〜17歳でも発行できるカードもあります。子どもが高校生になったタイミングで家族カードを持たせる、という使い方をしている家庭もあります。
発行枚数は多くのカードで2〜3枚まで追加できます。夫婦と成人した子どもへの追加など、家族構成に合わせて検討しましょう。
家族カードに審査はある?
「家族カードを作るには審査が必要?」という疑問をよく聞きます。結論から言うと、家族カードは本会員に比べると審査が大幅に簡略化されていることが多いです。
多くのカードでは、家族カードの発行は本会員の信用力を基準にするため、家族カードを使う本人の収入や信用情報はほとんど審査されません。専業主婦・学生・無収入の方でも、本会員の審査さえ通っていれば家族カードを持てることが多いです。
ただしカード会社によっては、家族カード利用者にも簡単な確認手続きを行う場合があります。また信用情報に重大な問題がある場合は家族カードも発行されないこともあるため、「無審査で必ず作れる」とは断言できません。
家族カードのメリット
家族カードを活用することで得られるメリットをまとめます。
ポイントの集約が最大のメリットです。家族全員の利用が一つのポイント口座に貯まるため、バラバラに貯めるより早くポイントが溜まります。楽天カードなら家族全員の楽天ポイントが合算されるため、旅行や大きな買い物の際にまとめて使いやすくなります。
年会費が安いのも魅力です。本会員の年会費とは別に、家族カードの年会費は無料〜数百円程度のカードが多いです。楽天カード・三井住友カード(NL)・イオンカードなどは家族カードが無料で発行できます。
利用状況の一元管理が可能です。本会員のアプリや明細から家族全員の利用履歴をまとめて確認できるため、家計の支出管理がシンプルになります。
家族も各種保険・特典を利用できます。旅行傷害保険や各種ショッピング保険が家族カードにも適用されるカードがあります。特に家族旅行の際の旅行保険は重要なポイントです。
家族カードのデメリットと注意点
家族カードには便利な面だけでなく、注意が必要な点もあります。
利用限度額の共有です。本会員と家族カードの利用限度額は通常共有されています。家族カードで大きな買い物をすると、本会員側の使える枠が減ります。月の利用が大きい場合は枠の配分を意識する必要があります。
支払い責任は本会員にあります。家族カードで使った金額は全て本会員の口座から引き落とされるため、家族が使いすぎると本会員の家計に直撃します。家族間で利用ルールを決めておくことが大切です。
本会員の信用情報に影響することがあります。家族カードの利用が滞ると(支払い口座の不足など)、本会員の信用情報に傷がつく可能性があります。支払いの管理は本会員が責任を持って行う必要があります。
家族カードの作り方・手続き
家族カードの申し込みは、カード会社の会員専用サイトまたはアプリから行えることが多いです。
手順としては、本会員がログインして「家族カードの追加申し込み」を選択し、追加する家族の名前・生年月日・続柄などを入力します。審査(簡略版)が通ると、数日〜1週間程度で家族会員宛にカードが郵送されます。
電話での申し込みも可能なカード会社もあります。カード裏面の会員専用番号に電話して手続きを依頼する方法です。
家族カードを解約したい場合も同様に、本会員が手続きを行います。家族が使わなくなったカードは放置せず、解約手続きをしておくことが管理上大切です。
家族カードをどのように活用するか
せっかく家族カードを発行したら、ポイントを最大化するための活用方法を考えましょう。
日常の買い物をメインカードと家族カードで分担することで、月の利用総額が増えポイントが多く貯まります。特にSPU倍率があがる楽天カードなら、家族カードと合わせて楽天市場で使うことで倍率がアップする効果があります。
また、子どもに家族カードを持たせる場合は、利用通知の設定をオンにして利用があったときに通知が来るようにしておきましょう。使いすぎの抑制と、万が一の不正利用の早期発見につながります。
家族カードは家族全員がお得にカードを活用するための便利な制度です。年会費無料のカードなら追加コストなしでポイントを集約できるため、まだ家族カードを活用していない方はぜひ検討してみてください。
主要カードの家族カード年会費・枚数比較
どのカードで家族カードを作るのが得か、代表的なカードの条件を比較してみましょう。
楽天カードは家族カードの年会費が無料で、発行可能枚数は2枚まです。家族全員の利用が楽天ポイントとして合算されるため、楽天市場をよく使う家庭には特においすすめです。楽天カードをメインにしている家庭なら、配偶者や学生の子どもに家族カードを持たせることでポイント獲得効率が大幅に上がります。
三井住友カード(NL)の家族カードも年会費無料です。本会員と同様にコンビニ・マクドナルドでのタッチ決済で高還元が受けられます。家族全員がコンビニをよく使うならば、家族カードを持たせるメリットが大きいです。
イオンカードセレクトの家族カードも年会費無料で発行できます。本会員と同じくWAONポイントが貯まり、感謝デーの割引も適用されます。イオンを日常的に使う家庭ではポイントが集中して貯まりやすいです。
アメックスカードは家族カードの年会費がかかるものが多いです(ゴールドカードで13,200円など)。ただし空港ラウンジや旅行特典が家族カードにも適用されるため、旅行が多い家族には費用対効果が出る場合があります。
家族カードを持つ際の心がけ
家族カードを家族で使う際に、円滑に使い続けるためのポイントをまとめます。
まず月の利用上限の目安を家族間で決めておきましょう。「食費は月○万円まで」「日用品は月○万円まで」など、大まかなルールを共有することで使いすぎを防げます。
定期的に明細を一緒に確認する習慣をつけましょう。本会員が一人で確認するだけでなく、家族全員で月末に明細を見ることで、支出の把握と節約の意識を共有できます。
ポイントの使い道は家族で相談して決めましょう。貯まったポイントを誰かが勝手に使ってしまうのを防ぐため、旅行や大きな買い物に使うなど、家族で合意した使い方を決めておくのがおすすめです。家族カードは家族全員のメリットになるよう、一緒に活用していきましょう。
家族カードは上手に使えば家計全体のポイント効率を上げる有効なツールです。年会費無料のカードなら今すぐ試してみる価値があります。
利用のルールと明細確認の習慣を家族で共有して、賢くポイントを積み上げていきましょう。
家族カードのよくある質問
Q. 家族カードは何枚まで発行できる?
A. カード会社によって異なるが、多くのカードでは2〜3枚まで追加発行できる。楽天カードは最大5枚、三井住友カードは2枚まで(家族カード)など上限が設けられている。詳細はカード会社の公式サイトで確認するとよい。
Q. 本会員が解約した場合、家族カードはどうなる?
A. 本会員が解約または強制退会になると、家族カードも同時に使えなくなる。家族カードは本会員のカードに付随する仕組みのため、本会員の契約が終了すると家族カードも失効する。家族全員で利用している場合は本会員のカードを解約する前に必ず家族に伝えておくことが大切だ。
Q. 家族カードで貯まったポイントは誰のもの?
A. 通常、家族カードの利用分のポイントは本会員のアカウントに合算される。家族カード会員が独自に使えるポイントではなく、本会員が管理・利用する形になる。カードによって仕組みが若干異なるため、ポイントの帰属については事前に確認しておくとよい。



コメント