ゴルフにかかるお金、カード1枚で印象が変わる
ゴルフは趣味の中でもお金がかかる部類に入る。1回のラウンドでグリーンフィー・カート代・食事代を合わせると8,000円〜15,000円は普通だし、月2回ペースで回れば年間で20万円近くになる。ここにクラブやウェアの購入費、練習場代、レッスン代を加えれば、年間30万円を超えるゴルファーも珍しくない。
これだけの金額を動かしているのに、支払い方法に無頓着な人が意外と多い。現金払いやデビットカードで済ませていると、ポイントも優待も何も残らない。ゴルフ関連の支出を1枚のクレジットカードに集約するだけで、年間数千円〜1万円以上のリターンが得られる。ゴルフは「お金がかかる趣味」だからこそ、カード選びの効果が大きいのだ。
ゴルフ場優待が充実しているカードを比較する
ゴルファー向けの特典を重視するなら、まず目を向けるべきはアメックスとダイナースの2ブランドだ。どちらもゴルフ関連の優待が他のカードより一歩抜きん出ている。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード(年会費39,600円)は、提携ゴルフ場での優待予約や無料ラウンド招待特典がある。年に1〜2回でも招待ラウンドを使えれば、それだけで年会費の大部分を回収できる計算だ。加えて、空港ラウンジやホテル優待も充実しているので、ゴルフ仲間と遠征に行く際にも重宝する。ただし年会費が高いので、ゴルフ以外の特典もフルに使いこなす前提でないと元は取りにくい。
ダイナースクラブカード(年会費24,200円)は、国内外の名門コース予約サービス「ダイナースクラブ ゴルフ」が使える点が最大の魅力。通常はメンバー同伴でないと回れないようなコースに、カード会員限定で予約できるケースがある。ゴルフを社交の場として活用しているビジネスパーソンには、この「名門コースへのアクセス権」に年会費以上の価値を感じる人も多い。
一方で、「年会費に何万円も払いたくない」というゴルファーも当然いるだろう。その場合はJCBゴールドカード(年会費11,000円)が現実的な選択肢になる。JCBゴールドには「JCBゴールド ゴルファーズ倶楽部」という会員限定のゴルフサービスがあり、提携コースの優待料金でプレーできる。ゴルファー保険も自動付帯されるため、プレー中のケガや賠償事故にも備えられる。
ゴルフ用品の購入でポイントを最大化する方法
ゴルフクラブ、ウェア、シューズ、ボールなどの用品購入もカード選びで差がつく。ゴルフ用品は単価が高いため、還元率の差が金額に直結しやすい。たとえば10万円のドライバーを購入する場合、還元率0.5%のカードなら500円分のポイントだが、還元率1.5%のカードなら1,500円分。たった1枚のカード選択で1,000円の差がつく。
ゴルフ用品をネットで買うなら、楽天市場のゴルフショップが品揃えと価格のバランスが良い。楽天カードとの組み合わせで3%以上の還元が見込めるうえ、楽天スーパーセールやお買い物マラソンの時期を狙えば10%以上の還元も珍しくない。GDOオンラインショップもポイント還元が充実しており、GDO独自のポイントプログラムとカードポイントの二重取りができる。
実店舗でゴルフ用品を買うなら、ゴルフ5やヴィクトリアゴルフなどのアルペングループの店舗では、アルペングループのポイントカードとクレジットカードの併用で二重取りが可能。試打してから買いたいクラブは実店舗で購入し、ボールやグローブなどの消耗品はネットで安く買うという使い分けが、結局はもっとも賢い。
ゴルファー保険——知らないと痛い目に遭う話
ゴルフをやるなら避けて通れないのが「ゴルファー保険」の問題だ。打球が人に当たった、カートで事故を起こした、ホールインワンを達成した(お祝い費用がかかる)——こうした事態に備えるのがゴルファー保険で、月額数百円から加入できる。ただ、わざわざ単独で加入しなくても、クレジットカードの付帯保険でカバーできるケースがある。
先述のJCBゴールドカードには、ゴルファー保険が自動付帯される。賠償責任は最高1億円、傷害死亡・後遺障害は最高3,000万円と、個別に加入するゴルファー保険と遜色ない補償内容だ。アメックスゴールドにもゴルフ関連の保険特典がある。月2回以上ラウンドする人なら、個別のゴルファー保険(年間3,000〜5,000円程度)を節約できるだけでも、カード年会費の一部を実質的に取り戻せる計算になる。
ゴルフ場の予約サイト別・お得な支払い方法
ゴルフ場の予約で多くの人が使っているのが「楽天GORA」「GDO」「じゃらんゴルフ」の3大サイトだ。それぞれポイント制度が異なるので、使うカードとの相性を知っておくと得をする。
楽天GORAは楽天ポイントが貯まるため、楽天カードとの組み合わせが鉄板。予約ポイント+カード決済ポイントで実質3%以上の還元になる。さらに楽天GORAでは不定期にポイント10倍キャンペーンを実施しており、このタイミングで予約するとかなりお得だ。GDOはGDOポイントが貯まり、次回の予約やオンラインショップでの用品購入に使える。じゃらんゴルフはPontaポイント・dポイントが貯まるので、au経済圏やdカードユーザーには相性がいい。
年間ゴルフ予算別・カード選びの考え方
ゴルフにかける年間予算によって、最適なカードは変わってくる。年間10万円以下のライトゴルファーなら、高額な年会費のカードは避けて、楽天カード(年会費無料)で楽天GORA経由の予約+用品購入をまとめるのが手堅い。還元率は基本1%だが、楽天市場でのゴルフ用品購入時は3%以上になるので、トータルでは十分にメリットがある。
年間20〜30万円のミドルゴルファーなら、JCBゴールドカード(年会費11,000円)がバランス良い。ゴルファー保険の自動付帯だけでも年間3,000〜5,000円の価値があり、提携コースの優待と合わせれば年会費は実質的にかなり安くなる。年間50万円以上使うハードゴルファーなら、アメックスゴールドやダイナースの特典をフル活用する価値が出てくる。
ゴルフは長く続ける趣味だからこそ、支払い方法の最適化が効いてくる。年間数千円のポイント差でも、10年続ければ数万円の差になる。カードを1枚変えるだけで、ゴルフにかかるコストの印象はだいぶ変わるはずだ。
レッスン代・練習場代もカードで払えば塵も積もる
ゴルフスクールの月謝は1万円〜2万円が相場で、年間にすると12万〜24万円。これをクレジットカードで支払えるスクールが増えてきている。還元率1%のカードでも、月謝1.5万円×12ヶ月で1,800円分のポイントが貯まる。現金払いしか受け付けないスクールもまだあるが、入会前に決済方法を確認しておくのは重要だ。
打ちっぱなしの練習場でも、プリペイドカード方式ではなくクレジットカード決済に対応する施設が増えた。1回の利用額は1,000〜2,000円程度と少額だが、週2回ペースで通えば月8,000円、年間で10万円近くなる。これも還元率の高いカードで支払えば、年間1,000円以上のポイントを取りこぼさずに済む。
ゴルフ旅行やゴルフコンペの宿泊費も見逃せない出費だ。地方の名門コース遠征で宿泊を伴う場合、宿泊費だけで1泊1万円以上かかることが多い。じゃらんや楽天トラベルでゴルフパック付き宿泊プランを予約し、対応するカード(楽天カードやリクルートカード)で決済すれば、宿泊ポイント+カードポイントの二重取りが可能になる。ゴルフ仲間4人で遠征に行く場合、幹事がまとめてカード決済すれば、ポイントの集中効果はさらに大きくなる。
ゴルフにまつわる支出は多岐にわたるが、すべてを1枚のカードに集約する必要はない。ゴルフ場予約は楽天GORAで楽天カード、用品はAmazonでAmazonマスターカード、ゴルフ保険はJCBゴールドの自動付帯——というように、場面ごとに最適なカードを使い分けるのも一つの戦略だ。ただし管理が面倒になるなら、JCBゴールドかアメックスゴールドに集約して、保険+優待+ポイントをバランス良く享受するほうが現実的かもしれない。自分のプレースタイルと予算に合った選び方が、結局は一番得をする近道になる。
ちなみに、ゴルフ場での食事代も地味に効く。ランチ付きプランでなければ、クラブハウスのレストランで1,500〜2,500円程度の食事代がかかる。これもカード決済にしておけばポイント対象になる。ゴルフ場によっては売店やプロショップでもカードが使えるので、ラウンド中に使ったお金は全てカードに集約する意識を持っておくといい。小さな支払いの積み重ねが、年間で見れば無視できない額になるからだ。
ゴルフ優待付きクレジットカード比較テーブル
ゴルファーにとって嬉しい優待・特典を持つクレジットカードを比較します。プレー費の節約に役立ててください。
| カード名 | 年会費 | ゴルフ特典 | その他優待 | こんな人に最適 |
|---|---|---|---|---|
| 三井住友カード ゴールド | 11,000円 | ゴルフ場予約サービス・グリーンフィー割引 | 空港ラウンジ・旅行保険 | 月1〜2回ゴルフするビジネスパーソン |
| JCBゴールドカード | 11,000円 | 名門ゴルフ場優待・手荷物宅配割引 | 空港ラウンジ・ドクターダイレクト | 国内の有名コースでプレーしたい人 |
| アメックスゴールド | 31,900円 | ゴルフ特典・スコアカード管理アプリ | プライオリティパス・コンシェルジュ | 海外ゴルフも楽しむ富裕層 |
| ダイナースクラブカード | 24,200円 | ゴルフ場無料手配・ハンデ管理 | 高級レストラン優待・ラウンジ | 接待ゴルフが多い経営者・役員 |
| 楽天プレミアムカード | 11,000円 | 楽天GORAでポイント優待 | プライオリティパス・保険充実 | 楽天GORAでよく予約する人 |
よくある質問
Q. ゴルフ優待カードは年会費が高くても元が取れますか?
月1回以上ゴルフをする方なら、グリーンフィー割引や施設優待を活用することで年会費を十分回収できます。例えば年会費11,000円のカードで毎回2,000円割引されれば、6回で元が取れる計算です。
Q. ゴルフ場のキャディバッグ宅配も優待対象になりますか?
JCBゴールドや三井住友ゴールドなどでは手荷物宅配が割引になるサービスがあります。カードによって対応業者や割引率が異なるため、事前に確認することをおすすめします。
Q. 一般カードでもゴルフ場の優待はありますか?



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