専業主婦でもクレジットカードは作れる
「収入がないからクレジットカードは無理」と思っている専業主婦の方は多いかもしれません。しかし実際には、専業主婦でも申し込めるクレジットカードはたくさんあります。収入がなくても審査に通れる仕組みを知ることが、カードを手にするための第一歩です。
私の妻も結婚後しばらく専業主婦をしていた時期がありましたが、楽天カードに申し込んで普通に審査が通りました。配偶者の収入を世帯収入として申告できたことが大きかったようです。現金払いよりもカード払いの方が家計の支出を把握しやすくなったと言っていました。
専業主婦がカードを申し込める理由
専業主婦がクレジットカードを申し込める理由は、多くのカード会社が「世帯収入」を考慮しているからです。本人に収入がなくても、配偶者(夫など)の安定した収入があれば、世帯として返済能力があると判断されます。申し込み書に「配偶者の年収」を記入する欄があるカードでは、それを基に審査が行われます。
ただし貸金業法の「総量規制」との関係で、キャッシング枠については年収の3分の1までという制限があります。収入がない専業主婦の場合、キャッシング枠が設定できない(0円になる)ケースが多いです。ショッピング枠は総量規制の対象外なので、普通の買い物に使う分には問題ありません。
専業主婦に向いているカードの選び方
専業主婦がカードを選ぶ際のポイントをいくつか挙げます。まず「専業主婦(配偶者に収入あり)」でも申し込めると明記されているカードを選ぶことです。楽天カード・イオンカード・三井住友カード(NL)などは専業主婦の方でも通過実績が多く、審査基準が比較的緩やかです。
次に日常の買い物でポイントが貯まりやすいカードを選ぶことです。主婦の方が日常的に使う場所——スーパー・コンビニ・ドラッグストア・ネットショッピング——でポイントが貯まりやすいカードを選ぶと、家計節約に直結します。イオンカードはイオン系列での買い物がお得で、楽天カードは楽天市場でのポイント還元が高いです。
また家族で同じカードブランドを使えると、ポイントをまとめて管理できます。夫のカードに家族カードとして追加してもらう方法もありますが、自分名義のカードを持つことで信用情報が自分に積み上がるメリットがあります。
パートタイムで働いている主婦の場合
パートやアルバイトをしている主婦の方は、本人の収入があるため審査がより通りやすくなります。月収5〜10万円程度の収入でも、クレジットカードの審査に十分通過できるケースが多いです。申し込み書には実際のパート収入を記入してください。
パート収入がある場合は、配偶者収入だけの専業主婦と比べて限度額が高めに設定される可能性があります。また将来的に正社員や収入増になった際の増額申請もスムーズになります。
主婦がカードを使うメリット
主婦がクレジットカードを持つメリットは単純なキャッシュレス決済の便利さだけではありません。まず家計管理のしやすさです。現金だと何にいくら使ったかが把握しにくいですが、カードの明細を確認すれば支出の内訳が一目でわかります。食費・日用品・外食など項目別に見直しができ、節約に役立てることができます。
次にポイント還元による節約です。毎月の食費や日用品の購入にカードを使うだけで、年間数千円から数万円分のポイントが貯まります。スーパーでの毎日の買い物をカード払いにするだけで、ポイントが積み上がります。
緊急時の支払い手段としての安心感もあります。急な医療費・修理費・家電の故障など、まとまった出費が必要なとき、手持ち現金が足りなくてもカードがあれば対応できます。
将来に向けた信用情報の積み上げ
自分名義のクレジットカードを持つことは、将来への備えにもなります。パートや就職でまた収入が生じたとき、良好な信用情報が積み上がっていると、さらに便利なカードへのアップグレードがしやすくなります。また離婚などライフスタイルの変化があった場合でも、自分名義のカードと信用情報は自分のものとして残ります。
家族カードとして夫のカードを使う方法もありますが、自分名義のカードを1枚持っておくことで、将来的な選択肢が広がります。専業主婦の方も、ぜひ自分名義のカードを検討してみてください。収入がなくても申し込める選択肢は思ったより多くあります。
カードを申し込む際は配偶者の収入を正直に記入して、キャッシング枠は0円に設定することがポイントです。審査が心配な方は発行枚数の多い年会費無料カードから始めることをおすすめします。最初の一枚を作ることが、主婦のクレジットカードライフのスタートになります。
主婦がカードを申し込む際のよくある疑問
「旦那に内緒でカードを作れるか」という質問をいただくことがあります。申し込み書には配偶者の収入を記入する欄がありますが、配偶者に通知が届いたり、配偶者の同意が必要だったりする仕組みはありません(一般的なカードの場合)。ただし、カードの明細や引き落とし口座の選択など、家族と共有している口座・郵便物に関わる部分では、注意が必要な場合があります。
「離婚したらカードはどうなるか」については、自分名義のカードは引き続き自分のものとして使えます。ただし配偶者収入を記入して作ったカードの場合、離婚後に年収の状況が変わるため、次の更新時や限度額確認のタイミングで影響が出ることがあります。就業して自分の収入ができた段階で改めて更新するのが理想的です。
「配偶者名義のカードを妻が使えるか」という質問もあります。クレジットカードは名義人本人しか使用できないのが原則です。名義人以外が使うことは規約違反になりますので、配偶者のカードを使いたい場合は家族カードとして別途発行してもらうのが正しい方法です。
主婦に特におすすめのカード活用シーン
スーパーでの毎日の買い物は、カード払いにすることで最もポイントが積み上がる機会です。イオンカードを持っていれば毎月20日・30日の「お客様感謝デー」には5%オフで買い物できます。こうした提携先での割引は現金払いでは得られない主婦向けの大きなメリットです。
ネット通販もカード払いが断然お得です。Amazonや楽天市場での買い物は、対応するポイントカードを使うことで数%のポイントが返ってきます。年間の通販利用額が多い方ほど、カード払いによるポイント還元の恩恵が大きくなります。
また光熱費・携帯代・保険料など毎月定額で発生する固定費をカード払いにまとめることも有効です。手間なく毎月一定のポイントが積み上がり、年間通算するとかなりの金額になります。家計の固定費をカードに集約するのは、主婦のカード活用術として非常に効果的な方法です。
主婦のカード利用で気をつけたいこと
カードを持ち始めたときに気をつけたいのが「目に見えないお金の感覚」です。現金は財布から出すたびに「使っている」実感がありますが、カード払いは後から引き落とされるため、使いすぎに気づきにくいことがあります。月初めに今月使える金額を決めて、カードの利用額がその範囲に収まっているかを定期的にチェックしましょう。
アプリでの管理を活用してください。多くのカード会社のアプリはリアルタイムで利用額を確認でき、月ごとの集計も自動でしてくれます。スマートフォンでさっと確認できる習慣をつけるだけで、使いすぎのリスクが大幅に下がります。家計管理のツールとしてカードとアプリをセットで活用することが、主婦のスマートな使い方です。
専業主婦・主婦でも作りやすいクレジットカード比較
| カード名 | 年会費 | ポイント還元率 | 主なメリット | 主婦向け評価 |
|---|---|---|---|---|
| 楽天カード | 永年無料 | 1.0%〜 | 楽天市場で還元率アップ・家族カード無料 | ★★★★★ |
| イオンカード | 永年無料 | 0.5%〜 | イオン系列でポイント2倍・毎月20日5%OFF | ★★★★☆ |
| エポスカード | 永年無料 | 0.5%〜 | 丸井・マルイ系で優待多数・海外旅行保険付 | ★★★★☆ |
| リクルートカード | 永年無料 | 1.2%〜 | 還元率が高く汎用的に使いやすい | ★★★☆☆ |
| 三井住友カード(NL) | 永年無料 | 0.5%〜 | コンビニで最大7%・セキュリティ面が安心 | ★★★☆☆ |


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